バイオマスプラスチック容器とは?環境対応容器のパイオニア“リスパック”の新商品をお届け

2022/12/22
食品包装資材
#パッケージング・システム事業部#商品紹介#環境にやさしい
バイオマスプラスチック容器とは?環境対応容器のパイオニア“リスパック”の新商品をお届け

地球温暖化や大気汚染など、これからの未来のために無視できない環境問題。
そんな環境問題対策の一つに、「バイオマスプラスチック」の活用が挙げられます。よく聞くキーワードではありますが、具体的にどのようなものかわからない、また、環境問題へ貢献するため使用してみたい・詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか?

本記事では、下記のような疑問にお答えします。

・バイオマスプラスチックとはどのようなものなのか?
・環境問題とはどう関わっているのか?

そして後半では、「リスパック株式会社」の最新バイオマスプラスチック容器をご紹介。リスパック株式会社は20年以上に渡りバイオマスプラスチック容器の開発に取り組んでいる、弊社キラックスのパートナー企業です。質の高い容器を扱うメーカーとして支持されています。

環境配慮型の資材やバイオマスプラスチック容器にご興味がある方はもちろん、知識として知っておきたい方にもお役立ていただけます。

1.“バイオマスプラスチック”とは?

まず初めにバイオマスプラスチックがどのようなものであり、環境問題にどういった効果があるのかをご説明します。地球温暖化対策やSDGsに興味がある方、必見です!

1-1.バイオマス=再生可能な有機物資源

“バイオマスプラスチック”とは、原料として再生可能な有機物資源を含んだプラスチックのこと。
再生可能な有機物資源とは、森林から得られる木材や作物などの植物資源。また、家畜の排せつ物などの動物資源のこと。これらを「バイオマス」「バイオマス資源」と呼びます。

バイオマスは資源の種類や加工方法によって、プラスチックの他にも輸送用燃料やエタノールなど多種多様なエネルギーに変換が可能。技術の発展とともに様々な場面で利用されています。

1-2.環境問題との関係性

現在注目すべきバイオマスプラスチック。具体的には環境問題とどう関わっているのでしょう?
バイオマスプラスチックは石油を使用せず、持続可能な資源を原料としているため、化石資源に依存しないプラスチックの製造が可能
また、バイオマスプラスチックの焼却時にCO₂が排出されても、再生植物を育てることで大気中からCO₂を吸収するため、バランスが取れます。CO₂の総量に影響を与えないことから、地球温暖化の対策として期待されています

よって、バイオマスプラスチックを使った製品の活用が、環境問題に寄与できるとして注目を集めるようになってきたのです。

1-3.リスパック(株)のバイオマスプラスチック容器

リスパック株式会社では、20年以上に渡りバイオマスプラスチックを使用した食品容器の開発・製造が行われています。弊社キラックスでは、数多くの食品容器メーカーのアイテムを販売していますが、その中でもリスパックのバイオマスプラスチック容器はラインナップが豊富! バイオマスプラスチック容器のパイオニア的存在であり、品質の高さから多くの人に支持されています。

リスパックのバイオマスプラスチック容器開発の歴史はこちらで詳しくご紹介しています。https://www.kiracs.co.jp/blog/2029/#link2

2. “バイオマスプラスチック容器”新商品のご紹介

バイオマスプラスチック容器を長年製造するリスパック。最新のバイオマスプラスチック容器は、どのような新商品が開発されているのでしょうか?
ここからは、リスパックの最新バイオマスプラスチック容器をご紹介していきます。

2-1.サラダ用最新バイオマスプラスチック容器【バイオリファイン】

製品名:バイオリファイン
特徴:浅本体、高蓋、極細スマート嵌合
内容物:サラダ、刺身、寿司、カットフルーツなど

リファインとは、「洗練する」という意味です。
お皿のように浅い本体&高蓋で、食卓にそのまま出せる見栄え抜群の容器。
蓋が外れにくく、溝に具材が入り込みにくい特徴を持つ「極細スマート嵌合」を搭載しており、機能性も抜群です。
また、本体の深さや色、蓋の高さの種類が豊富で、サラダ以外にも様々なメニューに対応可能。
高見栄え、高機能、高汎用を備えた万能プレートです。

2-2.原料高騰問題に対応! 新弁当容器【バイオ晴箱膳】

製品名:バイオ晴箱膳
特徴:選べるサイズ&形状、セレクト仕切り、スマート嵌合、バイオ素材
内容物:お弁当

バリエーション豊富なサイズと形状で原料高騰対策に対応。本体には通常より仕切りが低い「セレクト仕切り」の箇所があり、自由な盛り付けが可能です。
スマート嵌合搭載で、蓋が嵌めやすく外れにくい・結露漏れがしにくいという特徴があり、お弁当容器にぴったりです。

2-3.丼もの、麺類なんでもお任せ【バイオ楽麺コンボ】

製品名:バイオ楽麵コンボ
特徴:食品の渇きを低減、メニューが映える柄、カンタン嵌合、バイオ素材
内容物:寿司、丼、麺類、サラダなどのコンボ商品

現場作業者の作業性向上に特化した“カンタン嵌合”を搭載することで、弱い力でも蓋が嵌めやすく、外れにくくなっています。また、蓋と本体の密着面積が広いため食材の水分が逃げにくく、従来品と比較すると麺の乾きが¼に低減!
柄は単色とセパレート柄があり、メニューに合わせて選択可能です。新登場のセパレート柄は、左右それぞれのメニューが際立ちます。

2-4.茶碗蒸しもバイオマスプラスチック容器で!?【バイオ茶碗蒸し】

製品名:バイオ茶碗蒸し
特徴:高級感、バイオインジェクション
内容物:茶碗蒸し

艶消しの蓋と質感UPの表面加工を施した本体。それぞれ色によって異なる雰囲気を有しており、食卓を華やかに彩ります。
また、植物由来素材と石油由来素材のハイブリッド容器「バイオインジェクション容器」であり、“石油資源の節約”・“一部CO₂排出控除”・“石油由来容器と同等の物性・品質”という環境に優しい特徴を持ちます。

2-5.おかずサラダの革命品【バイオアソートケース】

製品名:バイオアソートケース
特徴:選べるサイズ、長角形状、カンタン嵌合、バイオ素材
内容物:サラダ、麺類のテイクアウト、ミールキット

面が広がる長角形状で、ラベルを貼ってもメインの具材をアピール可能。アピールしたい商品が一目で認識できるため、中身や売り場が映えること間違いなしです。また、長方形状にすることで、従来の正角サイズよりクレート効率もアップ。輸送時のお悩みも解決できます。
長方形状と“カンタン嵌合”を活かし、テイクアウト容器やミールキットの容器としてもお使いいただける商品です。

2-6.潰して減容化できる小物容器【バイオキラカク】

製品名:バイオキラカク
特徴:小さく潰せる、軽量化、カンタン嵌合、バイオ素材
内容物:少量のサラダやマリネなどの小物

新機能“カンタン嵌合”搭載。軽い力でしっかり蓋ができ、ストレスフリーです。使用後は上から押し潰すだけで簡単に減容化できるため、利用者にもフレンドリー。
また、容器重量の軽量化とバイオPET使用のダブル効果で、CO₂排出と石油資源使用の削減が可能です。

2-7.刺身を簡単、綺麗に商品化【バイオ流派】

製品名:バイオ流派
特徴:選べる底面計上、軽量化、カンタン嵌合、バイオ素材
内容物:刺身

バリエーション豊富な底面で、ツマあり・ツマ無しなど多様な盛り方に対応可能。
ツマを無くすことはフードロス対策に繋がり、商品のバイオ素材&軽量化設計と相まって環境に優しい商品です。

3.まとめ

いかがでしたか? バイオマスプラスチックとはどのようなものなのか、環境問題とどう関わっているのかおわかりいただけたでしょうか。

また、後半ではリスパック株式会社のバイオマスプラスチック容器についてのご紹介をさせていただきました。
キラックスでは、本記事でご紹介した商品をすべて販売しております。また、リスパックの製品や食品容器に限らず、スプーンやフォーク、ストローなどのプラスチック製品を環境配慮型のアイテムに切り替えるご提案も可能です。

環境配慮型アイテムへの切り替えを検討している方、容器や資材についてお悩みの方、ぜひキラックスまでお問い合わせください。ご要望に合わせた商品をご提案させていただきます!

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