結束・保護・識別まで全てお任せ◎配線の相棒「ハーネステープ」とは?

電線やコードなどを束ねる際に重宝されている「ハーネステープ」。
今回はそんなハーネステープにスポットライトを当てて、解説&紹介をしていきます。
- ハーネステープって何?
- 結束用テープと何が違うの?
- ハーネステープはどこで買えるの?
このような疑問をお持ちの方もご安心ください。
ハーネステープに興味がある方も、現在使用しているハーネステープを変えようかな?と考えている方も、必見の内容となっています!
INDEX
1.ハーネステープとは?
まずは「ハーネステープ」というテープについて、詳しく解説します。
1-1.ハーネステープについて
ハーネステープとは、複数本の電線をまとめたり束ねたりする際に使用するテープのこと。
主に自動車やバイク、通信機器などのワイヤーハーネス※に巻き付けて使用されます。
素材は電気の絶縁に使用されることの多い「塩化ビニル」。
さらに、ハーネステープは結束に特化しており、同じ素材を使用した絶縁用ビニールテープやその他のテープと比較すると厚みが薄く作られています。そのため被着体によく馴染み、重ねて巻いてもダンゴ状になりません。
※ワイヤーハーネスとは…複数の電線を束ねて接続する部品。ハーネスを使用することで、機器の接続の効率化が可能。「配線ハーネス」「ケーブルハーネス」とも呼ばれる。
1-2.結束用テープとの違いって?
ハーネステープと同じく結束の際に使用されるテープとして、「結束テープ」と呼ばれるテープがあります。
二つのテープにはどのような違いがあるのでしょうか。特徴を下記にまとめました。
<ハーネステープ>
・ワイヤーハーネスに巻き付けて使用するテープ
・耐熱性や耐摩耗性、振動吸収性などが求められる
<結束テープ>
・ジャンル問わず、幅広く 物を“結束”するためのテープ
・素材は結束するものにあわせて様々なものがある
結論として、ハーネステープと結束テープはそれぞれ異なる別のテープを指す場合と、同じテープを指す場合と両方あります。
いまいちイメージがしづらいという方は、“結束テープ”という大きなジャンルの中の一つに“ハーネステープ”が入っているとイメージすると、ピンとくるかもしれません。
2.ハーネステープを買いたい!
ハーネステープの概要について解説を終えたところで、
次は「ハーネステープを実際に手に取って見てみたい」「ハーネステープを使ってみたい!」という方に向けて、ハーネステープの購入先をお伝えします。
2-1.ハーネステープの購入先
ハーネステープの主な購入先としては、ホームセンターや通販サイトが挙げられます。
一般的に、ビニールテープなどその他の粘着テープを取り扱っているお店では、ハーネステープも購入可能です。
また、自動車やバイクなどのワイヤーハーネスの結束にも使用されるため、カーショップやバイクショップで販売されていることも。
2-2.キラックスでも取り扱っています
弊社キラックスでも、自社製品としてハーネステープを取り扱っています。
キラックス製のハーネステープはワイヤーハーネスの結束や保護はもちろん、
豊富なカラーバリエーションが揃っているので配線の識別にも最適。
仕様や推奨している用途は一般的なハーネステープと同様ですが、
名称は用途がわかりやすいよう「結束用テープ」として販売しています。
キラックス製 ハーネステープの詳細は下記の通り。
<結束用テープ #KS13 概要>
・RoHS2.0対応
・材質:ポリ塩化ビニル(基材)、ゴム系(粘着剤)
・カラー:全7色 (黒・白・灰・赤・黄・青・緑)
・サイズ(入数):19㎜×20m(200巻)
・柔軟な基材で作業性◎
・被着体によく馴染む
〇今回ご紹介したテープのチラシは、下記よりダウンロードいただけます。
→資料ダウンロード(粘着テープ:結束用テープのチラシ)
3.まとめ
以上で、ハーネステープについての解説記事を終わります。
ハーネステープとは、複数本の電線をまとめたり束ねる際に使用するテープのこと。
主に自動車やバイク、通信機器などの各種ワイヤーハーネスの結束用として使用されています。
素材は電気の絶縁でよく使用される「塩化ビニル」ですが、ハーネステープは結束に特化したテープのため、絶縁用ビニールテープやその他テープと比較して巻き付き性が良く、被着体によく馴染みます。
この記事を読んでハーネステープに興味を持っていただいた方や使ってみたい と感じた方は、
お気軽に弊社までご相談ください!
お客様のご希望をもとに、最適なテープのご提案をさせていただきます。