【防湿・防錆の強い味方】輸出梱包材に「バリヤ梱包」をオススメします!

日本で製造される多くの工業用品。技術の高い日本製品は海外へも多く輸出されます。

製品を輸出する際、大切な製品を湿気や錆びから守る必要がありますが、どんな輸出梱包材を使ったらいいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、バリヤ梱包材を製造する株式会社キラックスが、輸出梱包材にオススメのバリヤ梱包についてお話しています。

この記事をご一読いただければ、防湿・防錆の強い味方であるバリヤ梱包についてお分かりいただけるでしょう。


◆目次
1. 製品を脅かす「湿気」や「錆」を知ろう
 1-1. 湿気に弱いもの
 1-2. 錆びる原因って?
2. 防湿・防錆の強い味方とは?
 2-1. 湿気から製品を守る「アルミ箔」
 2-2. 高い防水性を誇る「PE」
 2-3. 水を通しません!「PET」
3. 輸出梱包材に「バリヤ梱包」をオススメします!
 3-1. バリヤ梱包の導入におすすめ!バリヤスター蒸着タイプ
 3-2. ハイスペック型バリヤ梱包!バリヤスターアルミタイプ
 3-3. 中身の見えるバリヤ梱包!バリヤスター透明タイプ
4. まとめ

1. 製品を脅かす「湿気」や「錆び」を知ろう

1-1. 湿気に弱いもの

空気中には水分が含まれています。その水分を「湿気」と言います。雨が多い時期は湿気が多く、髪がまとまらなかったり、カビが発生したりと、人や住宅に悪影響を及ぼすことも。

私たちの身近な製品にも湿気に弱いものが数多くあります。スマートフォンやタブレット、パソコンなどの精密機器や電子部品。近年では防水性のある製品も流通していますが、本来の精密機器は、湿気が多い環境に長時間置いておくと壊れやすいとされています。

また、紙や木製品、衣類も湿気による影響を受けやすい製品です。紙や木製品は、湿気を吸いやすく、水分を含むと曲がってしまいます。衣類に使用される綿やウール、シルクなどは湿気に弱く、湿気を含んだ状態で保管すると変色の原因に。

このように、湿気の影響により本来の品質を損なってしまうものが、身の回りにたくさんあるのです。

1-2. 錆びる原因って?

ガードレールやフェンスの塗料が剥がれ、茶色く変色しているのを見たことがあるでしょうか。その茶色くなった部分が「錆(サビ)」です。錆は、金属が酸素と水に反応し、酸化還元反応を起こして生成される腐食物のこと。

金属から作られているものは、酸素と水がある環境下に長時間置いておくと錆を発生させます。特にガードレールなど屋外にある金属は、酸素と水が結びつきやすい環境にあるので錆びやすいと言えます。金属が錆びる原因は「水」+「二酸化炭素」にあるのです。

さらに、「海水」の影響を受けると、金属が錆びやすくなると言われています。塩分を含んだ海水は電気を通しやすく、酸化反応を早く進行させるため金属の錆びに繋がるのです。

海水の塩分濃度は約3%で、実は金属が最も錆びやすい環境と一致!それ以上でも以下でも錆びは進行しません。
海水が錆を誘因するのは、自然界における偶然が重なった結果なのです。

2. 防湿・防錆の強い味方とは?

湿気や錆びの共通項は「水」。つまり、水を通さない素材を使って水に弱い製品を守ることができれば、湿気の影響を受けず、錆の発生も防ぐことができるのです。
それでは一体どんな素材を使えば、製品を守ることができるのでしょうか。

2-1. 湿気から製品を守る「アルミ箔」

純度の高いアルミニウムを薄く延ばして作られるアルミ箔。実は、このアルミ箔はバリア性の高い素材として知られています。バリア性とは、気体や水分などを遮断する特性のことで、バリア性の高いアルミ箔は湿気も通しません。紫外線や赤外線などの光を通さない遮光性にも優れ、外気や光の影響を受けやすい製品を守るための包装資材や梱包資材として使用されています。

身近なものではコーヒーやお茶の袋、レトルト袋の素材の一部に使われ、外環境の影響を受けると劣化してしまう製品を守る役割を果たしています。

2-2. 高い防水性を誇る「PE」

安価で大量生産に向いているPE(ポリエチレン)。ラップやシート、バケツやポリタンクの原料であり、高い防水性を持つ樹脂です。吸水性がほとんどないことから、容器やポリ袋の原料としても活用されています。防水性の他にも、耐油性、耐薬品性、絶縁性を持ち、加工しやすいのが特徴。

また、複数の素材を貼り合わせるラミネート製品にも多用され、紙など水に弱い性質の素材に貼り合わせることで、耐水性などの新たな機能を持たせる役割を担っています。

2-3. 水を通しません!「PET」

PETボトルの素材として有名なPET(ポリエチレンテレフタレート)。このPETもまた、水に強い素材として知られています。PETは耐水性に優れ、水を通しません!
そのため、PETボトルなどの飲料容器に最適。プラスチックの中でも非常に強度が強く、耐熱性、耐油性、耐薬品性、耐寒性、透明性に優れています。

また、アルミ蒸着PETと呼ばれるフィルムとして使用されることもあります。蒸着とは、金属などを蒸発させて素材の表面に付着させること。アルミ蒸着PETは、PETフィルムの表面にアルミニウムの微粒子を付着させたものです。PETにアルミを蒸着させることで、防湿性を高め、バリア性をアップすることができます。
ポテトチップスなどスナック菓子の袋に使用されており、身近な包装資材にもアルミ蒸着PETが使われています。

3. 輸出梱包材に「バリヤ梱包」をオススメします!

製品を輸出する際、品質を保持するための梱包材が必要不可欠です。機械などの精密機器や電子部品は湿気に弱く、金属部分は錆びてしまう可能性もあります。

そこでオススメするのが「バリヤ梱包」!気体や水分などを遮断するバリア性を持った資材を使って輸出梱包する方法です。さらに海上輸送での輸出梱包材としても大活躍!金属を錆びやすくする海水から製品を守り、錆を発生させません。

3-1. バリヤ梱包の導入におすすめ!バリヤスター蒸着タイプ

輸出梱包材として汎用性の高いアイテムが蒸着タイプの「バリヤスターP-1F」
バリヤスターP-1Fの構成は、アルミ蒸着PET+PE+PEクロス(5×5)+PEの4層ラミネートです。

PEクロスとは、強度をアップさせるためにポリエチレンの糸が貼られたPEのこと。PEクロス(5×5)は、1インチ四方の中に5本×5本の糸が編み合わされています。糸の網目が細かいほど高い強度を持たせることができます。

こちらのバリヤ梱包材は、バリア性の高いアルミ蒸着PETに、防水性を持つPEを2層、PEクロスを1層貼り合わせているので、素材単体の梱包材に比べ、より高いバリア性を有しています。防湿・防錆の強い味方として、さまざまな製品の梱包に適しています。

また、バリヤスターP-1Fはコストメリットを重視したアイテムであり、梱包材の材質変更やコストダウンを検討されている方に最適。また、強度がもう少し欲しいという方には、6×6のPEクロスを使用した「バリヤスターP-1H」をオススメしています。

3-2. ハイスペック型バリヤ梱包!バリヤスターアルミタイプ

次にご紹介するのは、高性能なバリヤ梱包材「バリヤスターP-3H」。先ほどご紹介したバリヤスターP-1F,P-1Hより、さらに防湿性を追求した輸出梱包材です。

バリヤスターP-3Hの構成は、PET+PE+アルミ箔+PE+PEクロス(6×6)+PEの6層ラミネート。水を通さないPETに加え、クロスを含む4層のPE、アルミ箔を貼り合わせています。1層をアルミ箔にすることで、アルミ蒸着PETよりもさらに高いバリア性を持たせています。

また、強度を持たせるために6×6のPEクロスを使用し、防湿性と強度を兼ね備えたハイスペックな輸出梱包材です!高機能なバリヤ梱包材をお探しの方や、防湿性能を追求したい方は、こちらのタイプがオススメ。

※バリヤ梱包例:ヒートシール性があるため、ハンドシーラーで熱溶着し密封することができます

3-3. 中身の見えるバリヤ梱包!バリヤスター透明タイプ

アルミを使ったバリヤ梱包材は中身が見えないのが難点…という方には、透明蒸着PETを使用した「バリヤスター透明S」がオススメです。こちらは、透明蒸着PET+PE+PEクロス(6×6)+PEの4層ラミネート構成。

実はこの透明タイプのバリヤ梱包材にもアルミが使われています!透明なので一見アルミが使われていないように見えますが、PETフィルムにアルミの粉を吹き付けた透明蒸着PETを使用しており、アルミ蒸着PETと同等の防湿性を持っています。

輸出梱包材としてバリア性を持たせたいが、中身も確認したい!という方に最適なバリヤ梱包材です。透明でありながら、防錆対策にも貢献してくれるアイテムです。

4. まとめ

防湿・防錆の強い味方であるバリヤ梱包についてお分かりいただけたでしょうか。

ご紹介したバリヤ梱包材は、輸出梱包材としての利用だけでなく、国内でのさまざまな製品の輸送や保管にも最適な梱包材です。

水や湿気に弱い製品、錆びやすい製品の梱包にお困りの方は、お気軽にキラックスまでお問い合わせください。
最適なバリア梱包材をご提案させていただきます。

 ※複合資材事業部まで
 ※事業部説明はこちらからご確認いただけます

株式会社キラックス
愛知県名古屋市港区土古町4-1
https://www.kiracs.co.jp/


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