ドリップ対策の基本|“赤い液体”の正体と最新対策アイテムとは
早速ですが、生のお肉やお魚から出るドリップ(赤い液体)に悩まされた経験はありませんか?
単に見栄えが良くなかったり、持ち運ぶ際に容器から漏れてしまったり…
マイバッグや一緒に運んでいた商品が汚れてしまい、クレーム発生なんてこともあるかと思います。
本記事では、ドリップの正体や発生する原因など ドリップに関する解説と、
そんなドリップ問題を解決するべく現場の方向けに開発されたアイテムをご紹介します。
INDEX
1. 肉 / 魚から出る赤い液体「ドリップ」の正体

スーパーマーケットの精肉コーナー、または鮮魚コーナーを見ていると、
容器の中に赤い液体が溜まっていることがありますよね。
まずはその赤い液体「ドリップ」について解説します。
1-1. ドリップってどんなもの?
「ドリップ」とは、肉や魚の細胞内から出た水分、栄養素、旨味成分のこと。
血液と間違われることもありますが、ドリップの赤色はミオグロビンという色素タンパク質が水に溶け出したもので、血液ではありません。
旨味成分や栄養素が豊富に含まれるドリップが流れ出てしまうことで、
商品としての見栄えが悪くなるだけでなく、食品が本来持っている美味しさ・風味・栄養価が失われてしまいます。
また、ドリップは生臭さや菌増殖の原因にもなるため、調理前にキッチンペーパーなどで拭き取ることが大切です。
1-2. ドリップが発生する原因とは
精肉・鮮魚コーナーに陳列されている商品を見ると、
容器の中にドリップが出ているものとあまり出ていないものがありますが…
ドリップとは、どのような原因で発生してしまうのでしょうか?
ドリップが発生する主な原因はずばり、食品の冷凍・解凍時に引き起こされる細胞の破壊。
大まかな仕組みを下記にまとめました。
- 食品を緩速冷凍※する際、食品に含まれる水分が大きな氷結晶となり、細胞膜を破壊する
- 解凍時に氷結晶が水分に戻り、流れ出る
→ 急激な温度変化(常温やレンジ解凍)の場合、細胞の水分保持能力が下がり大量のドリップが発生 - 長期間の冷蔵保存中にも細胞の組織が徐々に崩れていき、ドリップが発生する
※「緩速冷凍」とは、一般的な家庭用冷凍庫などで時間をかけて冷凍すること。反対に特殊な冷凍庫を使用して素早く冷凍することを「急速冷凍」と言う。
ドリップを抑える方法としては、
冷凍前に水分を拭き取り密封する、急速冷凍をする、解凍は冷蔵庫で時間をかけて行うこと などが挙げられます。
2. ドリップ対策に◎弊社取扱い商品をご紹介

ここからはスーパーマーケットなど精肉・鮮魚を扱う現場の方向けに、
弊社で取り扱っているドリップ対策アイテムをご紹介します。
2-1. トレーと食材の間に[吸水紙]
まずはドリップ対策の定番[吸水紙]から。
様々なメーカーの吸水紙を取り扱っていますが、今回はエフピコ商事株式会社の吸水紙を紹介します。
【W-PHマット・F-HKマット】
吸収したドリップを逆戻りさせない特殊フィルムと4層構造の不織布を貼り合わせたトレーマット。
不織布層には有機酸を配合し、吸収したドリップから繁殖する細菌の増殖抑制効果も備えています。
W-PHマット
・通常、高吸収、超吸収とドリップ吸収量の異なる3タイプ
・カラー:白と緑の2色
・サイズ:袋入15サイズの他に箱入、ロールタイプもあり(高吸収、超吸収は6サイズ)

F-HKマット
・2025年に新発売!環境配慮型トレーマット
・カラー:白1色
・サイズ:袋入5サイズ

2-2. 表面張力でドリップをキャッチ⁉[🆕トレー]
次は[トレー]本体でドリップ対策ができる商品の紹介です!
今回紹介するトレーは、株式会社エフピコの「APFC・AP-TS DPシリーズ」。
【APFC・AP-TS DPシリーズ】
トレー底面のドリップポケット®がドリップをキャッチ!
表面張力でドリップの移動を防ぎ、裏返しても垂れにくいため、
マイバッグの汚れなどドリップ漏れによるクレームリスクも低減します。
ドリップの量に応じて吸水紙レス化することで、作業時間・人件費・吸水紙代のカットも◎
底面のハチの巣形状は、現在 特許出願中のエフピコオリジナル形状です。
APFC DP
・ラップ包装仕様
・サイズ:7サイズ
AP-TS DP
・トップシール仕様
・サイズ:2サイズ

3. まとめ
以上で ドリップについての解説と、弊社で取り扱っているドリップ対策アイテムの紹介を終わります。
「ドリップ」とは、肉や魚の細胞内から出た水分、栄養素、旨味成分のこと。
ドリップが発生することで見栄えが悪くなるだけでなく、栄養価が失われ菌繁殖の原因にもなるため、
冷凍・解凍方法や冷蔵保存の期間に注意する必要があります。
キラックスでは本記事で紹介した吸水紙、トレーをはじめとするドリップ対策アイテムを多数取り扱っています。
各アイテム サンプルのお手配も可能ですので、ドリップに悩んだ経験のある方や現在使用中の資材を見直したい方など、お気軽にご相談ください!