保冷ボックスで日本を支える!あらゆる業界の定温物流を徹底サポート~LS事業部~

2021/02/22
定温物流容器会社紹介
#ロジスティックスサポート事業部#社内紹介

キラックスには保冷ボックスの製造・販売を得意とする専門部隊があります。
それは、「ロジスティックスサポート事業部」通称LS事業部です。

「ロジスティックス」とは、物流において生産地から消費地まで一連の流れを最適化することを表します。つまり、物流に関わる工程でいかに効率的かつ有効的なサポートができるかを追求していくのが、LS事業部の使命なのです。

それでは一体どのようにして物流をサポートしているのでしょうか?
今回は、LS事業部の得意とするサポート内容をご紹介していきます!

1. 輸送・保管における温度管理の重要性とは?

生産地から消費地までモノが運ばれる工程は、輸送・保管・包装・システム・流通加工・荷役とさまざまです。この工程のうち、LS事業部が得意とするサポートは「輸送」「保管」を軸とした商品提案です。モノが運ばれ、保管される工程では、どのような点が重視されるでしょうか。

スーパーで販売される冷凍食品を例に考えてみます。製造工場で大量生産された冷凍食品はコンテナに詰められ、トラックへ積み込まれます。この時、間違っても“常温”のまま輸送してはいけません。当たり前と思われるかもしれませんが、冷凍食品は冷凍状態のまま輸送しなくてはならないのです。
その後、物流拠点の冷凍倉庫へと運ばれ、スーパーへ納品されるまで冷凍庫に保管されます。保管の段階でも、冷凍食品は必ず一定の温度に設定された冷凍庫、または保冷ボックスで保管を行います。万が一、冷凍食品が解けてしまった場合は冷凍食品としての品質を損なってしまいます。

このように、モノが輸送され、保管される工程で重視すべきは、徹底した“温度管理”なのです。

2. 40年以上の実績!保冷・保温ボックスに関するノウハウは業界トップ!?

輸送・保管工程での温度管理の重要性は前述した通りですが、それではどのようなアイテムを使って温度管理をサポートするのでしょうか。

キラックスでは、保冷ボックスや保温ボックスなど、温度を一定に保つために開発された専用の容器をご提案し、お客様の物流をサポートしています。
一般的に10℃~20℃の温度帯を「定温」と言いますが、弊社の得意とする「定温物流容器」は“お客様の求める温度を一定に保つこと”に重点をおいています。

ご提案するメインアイテムは、大きく分けて2種類です。

  • ネオシッパー:手軽に使用できる定温輸送のパートナー
           →ソフトタイプで扱いやすく、比較的短時間の輸送
  • ネオシールド:抜群の定温管理を極めた軽量容器
           →ハードタイプで高性能、厳しい温度管理や長時間輸送

中に入れるモノや輸送条件などを細かくヒアリングし、最適なアイテムを選定していきます。

ネオシッパーのボックス型やカゴ車型といった規格品で導入しやすいアイテムから、仕様に合わせて作成する完全オリジナルの特注品まで、40年以上の製造実績と培った知識でお客様をサポートしていきます!

3. 食品から医療まで!あらゆる業界を陰ながらサポートしています

それでは先ほどご紹介した、定温物流容器は実際にどのような分野で活躍しているのでしょうか。

温度を一定に保つ場面をイメージした時、すぐに思い浮かぶのが食品業界です。先ほど冷凍食品の事例でもお話しましたが、食品の温度管理は誰もが意識せずともご家庭で行っているのではないでしょうか。アイスは冷凍庫、野菜は野菜室、牛乳は冷蔵庫。それぞれの食品に適した温度帯で管理していますね。

ソフトタイプのネオシッパーは、生鮮食品、冷蔵食品、乳製品やチョコレートなどの輸送に最適です。ハードタイプのネオシールドは冷凍食品やアイスクリームなどの輸送に適しています。

また、コロナ禍においてはネットスーパーや食材配達の需要が高まり、非接触で商品を納品する“置き配”も知られるようになりました。食品の置き配には、やはり温度管理が重要となるため、保冷ボックスなどの定温物流容器が活躍しています。飲食のデリバリーサービスも増えており、定温物流容器のさらなる飛躍が期待されます。

パレット輸送が多い工業業界では、パレットごとに入れられるネオシッパーが広く採用されています。毎日物量が変化する小売業界においては特許商品である、上下スライドタイプの「L-S型」や、高さ調節が可能な「M-GT型」が活躍しています。

食品倉庫で使用されているL-S型

さらに、医療業界においても定温物流容器が温度管理をサポートしています。療薬・ワクチン・検体・細胞等は+2~+8℃、血液(赤血球)は+2~+6℃と、メディカル分野では厳密な温度管理を求められることが多く、輸送条件や資材について制限を設けられることが珍しくありません。管理温度を逸脱してしまうと、商品としての受け渡し(販売)が成立しなくなることもありますので、ネオシールドのような高性能の断熱ボックスをご提案しております。

上記のような各分野への提案に際し、弊社では独自開発した「温度変化シミュレーションソフト」を活用しております。使用するボックスの断熱材グレードの選定や熱漏れまでを考慮し、最適なご提案が可能となるのです。

4. 1個から注文OK!アフターフォローもお任せください

ご紹介したように、定温で輸送したいモノの種類や大きさはお客様によってさまざまです。弊社ではオリジナルの特注商品を1個~作成しています。規格商品ではサイズが合わず、輸送するアイテムにピッタリ合うサイズのボックスを探している、という個人事業主様にも丁寧にヒアリング・設計し、ご希望に合った製品をお作りしております。

また、多店舗展開の企業様へは、入念な打ち合わせを行い、試作品を製作します。実証テストを実施し、性能を担保した上で、ご依頼分の数量を生産していきます。単純に製品を販売するのではなく、実際にお使いになる方々の運用面を助ける製品のご提案を心掛けています。

さらに、納品後の不具合に対し、修理メンテナンスを実施しています。全国の協力会社との連携を強化し、迅速な対応が可能です。ほつれ、ファスナー破損、生地破れや穴あきといった修理も丁寧に対応させていただきます。

販売のみならずアフターメンテナンスを充実させることで、末永いお付き合いをさせていただいております。買い増しや買い替えのご相談もお任せください!

5. まとめ

LS事業部のサポート内容について、お分かりいただけたでしょうか。

「輸送」「保管」を軸に、物流の最前線にある課題解決のお手伝いができるよう、さまざまな分野へご提案させていただきます。

「新たに宅配事業を始めたい」
「現状の保冷ボックスが適切に使用できているか不安・・」
など、温度管理に関するご相談がございましたら、お気軽にキラックス・LS事業部までお問い合わせください。

定温物流容器について、さらに詳しい専用サイトをご用意しております。
下記リンクまたはQRコードよりご参照ください。

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