【5分でわかる】深絞り包装って何?メリット・デメリットまで解説!

2025/11/04
包装機械
#ソリューション・エンジニアリング部#パッケージング・システム事業部#包装機械#商品紹介#専門知識
【5分でわかる】深絞り包装って何?メリット・デメリットまで解説!

「深絞り包装」という言葉を聞いたことはありますか?

食品を中心に様々なものの包装に使用されていますが、
見た目(包装形態)と名前が一致していないという方は多いかもしれませんね。

  • 深絞り包装について知りたい!
  • 食品に最適な包装を探している
  • 深絞り包装機の導入を検討している

本記事では、深絞り包装について詳しく解説&おすすめの深絞り包装機をご紹介。
上記のような方に是非ご一読いただきたい内容になっています。

1.「深絞り包装」について

定番の包装方法で、様々な製品の包装に使用されている「深絞り包装」。
まずは、深絞り包装とはどのような包装なのか解説していきます。

1-1.深絞り包装って?

深絞り包装とは 2枚のロール状フィルムを使用する包装方法で、
容器状に成形したフィルム(ボトム材)の中に内容物を入れ、その上に蓋となるフィルム(トップ材)を重ね合わせて包装します。

ボトム材を加熱真空成形することによって、内容物に合わせた凹みを作り容器状に成形するのですが、
その動作を“絞る”と言うため「深絞り包装」と呼ばれています。

1-2.深絞り包装のメリットとは

包装することによって内容物を真空状態にする深絞り包装。
深絞り包装を施したものは空気に触れる機会が減るため、食品の鮮度を長く保持できるというメリットがあります。

その他のメリットとデメリットを下の表にまとめています。

深絞り包装には沢山のメリットがあり、様々な場面で重宝されているのにも納得ですね。

一方 デメリットとしては、深絞り包装機導入の初期費用が高額なことや
現場での設置スペースの問題などが挙げられます。

しかし、これらのデメリットはどんな包装機を導入する際も発生する問題なので、
他の包装方法と比較する際はメリット同士を比べると良いかもしれません。

1-3.どんなところで使われているの?

食品を中心に、工業製品や医薬品などジャンル問わず活用されている深絞り包装ですが、
本記事では食品にスポットライトを当てて用途例を紹介します。

深絞り包装が活用されている代表格といえば、
ハムやソーセージ、かまぼこやサラダチキンなどの加工肉・加工食品

スーパーやコンビニなどで陳列されている様子をイメージしていただきたいのですが、
どれも内容物がよく見えており、さらに同じ深絞り包装でも印刷デザインの違いで各商品が差別化されています。

商品の保存性を高められるという点からも、多くの食品包装で重宝されています。

2.深絞り包装機を導入したい!

ここからは、深絞り包装を実際に導入したい!と検討中の方に向けて、
弊社のおすすめする深絞り包装機を紹介します。

もちろん、本記事で紹介している機械以外にも様々な包装機を取り扱っていますので、
参考程度に見ていただけると嬉しいです。

2-1.おすすめ深絞り包装機をご紹介

深絞り包装機にも多くの種類がありますが、今回は株式会社西原製作所の製品を紹介します。

高性能な深絞り真空包装機「NF-10」シリーズ。
小生産に最適な機種で、用途は食品・非食品と多岐にわたります。
このシリーズは他社にはないコンパクトさなので、深絞り包装機を初めて導入する方にも向いています。

また、小生産では物足りない!という方には中生産に対応可能な「NF-20」がおすすめ。
ガス置換仕様や充填部の延長仕様など、様々なオプションを組み合わせて自社に最適な仕様へ調整できます。

【主な用途】
食品 :ハム、ソーセージ、チーズ、水産加工品、かまぼこ、カット野菜 など
非食品:医療用材料、工業製品 など

「NF-10」

「NF-20」

提供:株式会社シーエンス株式会社西原製作所 製品)

2-2.深絞り包装機を導入するには?

自社で深絞り包装機を導入するには、機械メーカーから包装機の種類、さらに対応している包装資材(フィルム)のことまで全て考えなければなりません。

そこまで考えるのは大変そう…という方や、そもそもそんな時間はない!という方は、
是非キラックスでお手伝いさせてください!

弊社では機械専門の部署より、お客様の現場に寄り添ったご提案を行っております。

実際に現場へ足を運び、ご要望など伺った上で機械の選定を行いますので、
きっとお客様にとって最適な包装機をご提案させていただけるかと思います。

3.まとめ

「深絞り包装」について、お分かりいただけましたでしょうか?
本記事の解説内容をざっくりまとめると、下記3点になります。

  • 深絞り包装はハムやソーセージなどの加工食品を中心に、様々なものの包装として重宝されている
  • 容器上に成形する“ボトム材”とその上に被せる“トップ材”の2枚のフィルムによって包装される
  • 内容物を真空状態にするため、食品の鮮度を長く保持できる

本文中で紹介していますが、深絞り包装には鮮度保持の他にも沢山のメリットがあります。

記事を読んで「深絞り包装について、もっと詳しく聞きたい」と思っていただけた際は、
お気軽に弊社までお問い合わせください!

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