業種:弁当製造業 様
お弁当パッケージのコンセプト&デザイン提案
コンセプト&デザイン提案で3種類のオリジナルパッケージ弁当を商品化
愛知県にて弁当製造を手掛けるお客様。毎年お声がけいただく”中日ドラゴンズ選手弁当”のオリジナルパッケージ制作事例をご紹介させていただきます。
例年は1選手のみ商品化しておりましたが、今回はなんと3選手のデザインがオリジナルパッケージに!2023年4月にバンテリンドームナゴヤで行われた開幕戦では3選手のオリジナルパッケージ弁当が並び、ファンの方々にもご好評いただいております。
担当部門:パッケージング・システム事業部
キラックスからのご提案
選手の個性を活かしたお弁当コンセプト提案
お付き合いの長いお客様で、これまでも”中日ドラゴンズ選手弁当”のパッケージ制作をご依頼いただいておりました。今年もまた同様のご依頼をいただき、「例年と異なるテイストでご提案できないか」と弊社営業担当者とデザイナーで打ち合わせを重ねました。
過去の弁当パッケージは、選手写真をメインに選手名や背番号を配置。”中日ドラゴンズらしさ”を表現したデザインが多い傾向に。球団の特徴を表現する必要はあるものの、今回は「もっと選手にスポットを当てたコンセプトにしよう」という方向性に決定しました。
3選手それぞれ違うテイストでのデザイン提案
初回のデザイン提案で、3選手それぞれのコンセプトを形にしたデザインをご提案。従来であれば、その中から1選手が選ばれ、商品化に至ります。
しかし、今回のご提案では選手の個性を活かしたコンセプト&デザインをとても気に入っていただき、「3選手すべてを商品化したい」とのお返事をいただきました。
例年は中日ドラゴンズのチームカラーである青色が多く採用されてきましたが、今回は水色や黒色をメインカラーとしたもの、カラフルな色合いのデザインの3パターンを作成。球団の要素は残しつつも、選手の個性を表現した新しいデザインをご評価いただきました。
納品までのタイトなスケジュールに対応
例年、デザイン提案が通ってから商品を納品するまでのスケジュールが厳しく、スピーディーな対応が必須。
写真素材や情報が出そろってから3週間以内に、デザイン入稿までの作業を完了させなくてはなりません。お客様へご提案した初回デザインはあくまでイメージであるため、いただいた情報が揃い次第すべてのデザインを組み直しました。
また、今回はコンセプト提案もさせていただいたため、弁当の中身や商品名の決定もデザインと同時進行。お客様と密に連携を取りながら、スピーディーにデザイン修正を進めていきました。
さらに入稿~納品までのスケジュールも通常より短いため、開幕戦の使用に間に合うようメーカーと納期調整。タイトなスケジュールに対応できるのも、メーカーとの信頼関係があるからこそ。営業担当者だけでなく、自社デザイナーやメーカーなど関わるすべての人たちの協力によって、お客様へのご提案が成り立っています。
今回の事例では、例年1選手の商品化だった企画が3選手ともご採用となり、大変嬉しい実績となりました。毎年お声がけいただくパッケージデザインに対しても、その都度お客様が求めるご要望にお応えすべく、さまざまなパターンでご提案をさせていただいております。
担当者からの一言
コンセプトを含めたデザイン提案に対して、お客様から高く評価していただいたおかげもあり、納期までスムーズに進めることができました。私自身、学びの多いパッケージ制作事例となりました。
担当部門:パッケージング・システム事業部 本社営業