ドロップ納品とは?物流ドライバーの作業負担軽減&配送効率UPが狙えます

2021/09/28
定温物流容器
#ロジスティックスサポート事業部#SDGs#専門知識#オリジナル

「ドロップ納品」という納品方法をご存じでしょうか?

ドライバーの人手不足でお悩みの経営者様、配送効率をアップさせたい配送業務担当者様、「ドロップ納品」を検討してみませんか?

この記事では、ドロップ納品とは何かを解説し、食材のドロップ納品に必要な資材についてお話しています。

株式会社キラックスでは、ドロップ納品に必要となる高性能保冷ボックスを製造販売しています。弊社が長年にわたり蓄積したノウハウを基に、必要な資材をお伝えできればと思います。

 

1. ドロップ納品のメリット

1-1. ドロップ納品とは

「ドロップ納品」とは、配送ドライバーが商品を“店舗のバックヤードに置いてくるだけ”の納品方法のこと。ドロップ納品の「ドロップ」は英語の「drop」で、「落とす」「落ちる」という意味を持っています。つまり、ドライバーが商品となる荷物を「落とす」だけで納品が完了する、最も簡易的な納品方法なのです。

1-2.物流ドライバーの作業負担軽減に

本来、ドライバーが食材を店舗に納品する際に、店舗側の受け取りがある場合は、下記のような業務を行います。

・荷物を降ろす
・所定の場所へ運ぶ
 (店舗によっては店の奥まで荷物を移動)
・店舗側に荷物を確認してもらう
・納品書を渡す
・受領書にサインをもらう

それが、ドロップ納品の場合はどうでしょうか。

・荷物を降ろす
・所定の場所へ運ぶ

以上で、納品完了となります。店舗側の確認などは必要なく、ドライバーが余分な時間を取られることがありません。また、納品する場所はバックヤード1カ所で、店舗の奥まで荷物を運ぶ必要もありません。

このように、ドロップ納品を採用することで、ドライバーの作業負担を減らすことができるのです。

1-3. 配送効率UPが狙えます

多くの外食チェーンでは、店舗への食材配送が深夜から早朝にかけて行われています。これは、交通量の少ない時間帯に配送することで、より多くの店舗に納品することができるためです。交通量の多い昼間の時間帯に配送するより、格段に配送効率がアップします。

深夜から早朝の時間帯に食材を配送するためには、ドロップ納品が必要不可欠。なぜなら、24時間営業の店舗でない限り、店舗の営業時間が終了しており、納品に対応する人がいないから。そのため、必然的にドロップ納品が必要となるのです。

つまり、店舗への食材配送を効率よく行うために、ドロップ納品は欠かせない納品方法なのです。

2. ドロップ納品の課題

荷物を置いてくるだけのドロップ納品。ドライバーの作業負担軽減に繋がり、配送効率アップにも必要不可欠なことがお分かりいただけたかと思います。

しかし、このドロップ納品にも大きな問題点があるのです。

2-1.難しい温度管理

ドロップ納品を採用するにあたって、最も難しい課題は“温度管理”。ドロップ納品は、バックヤードに食材を置いてくるだけの簡易的な納品方法です。つまり、空調の効いていない常温環境下に、数時間のあいだ食材を置いておくことになるのです。

店舗に人がいる場合、納品された食材をすぐに適切な温度帯の冷蔵庫や冷凍車へ収納することができます。しかし、人がいない時間帯での食材納品は、適切な場所へ収納することができません。少なくとも、常温・冷蔵・冷凍の3つの温度帯に分け、適切な温度を保てる状態で、店舗スタッフが出社するまでの間、食材を保管しておかなくてはなりません。

2-2.ドロップ納品に必要な資材とは

それでは、食材を適切な温度で管理するために、どんな資材を使用すれば良いのでしょうか。最も重要なのは、食材を何に入れるか。袋?段ボール?小型の冷蔵庫?

答えは、「保冷ボックス」
温度を適切に保つことができる、高性能の保冷ボックスを使用することで、冷蔵や冷凍の温度管理をすることができるのです。さらに、温度を保つための補助エネルギーとして「保冷剤」を使用します。

ドロップ納品に最適な高性能保冷ボックスは、“折りたたみ式”の保冷ボックス。食材が入っていない時には折りたたむことができるため、回収効率がアップし、保管時の省スペース化にも貢献します。

3. まとめ

今回は、ドロップ納品についてお話させていただきました。

食材の店舗配送にお悩みの方に、ご参考いただければ幸いです。

弊社では、長年に渡って高性能保冷ボックスを製造販売しております。配送や保管条件に合った、保冷ボックス・保冷剤のご提案をさせていただいております。

新たにドロップ納品を採用し、保冷ボックスを導入検討したい方、現状の保冷ボックスの使用に問題がないか不安な方、ぜひ一度キラックスまでご相談ください。

さらに保冷ボックス専用サイトにて詳細をご覧いただけます。下記リンクよりご参照ください。
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