食品工場・加工場の方必見!食品加工現場で必要な設備とは?

2023/09/25
包装機械
#ソリューション・エンジニアリング部#包装機械#商品紹介
食品工場・加工場の方必見!食品加工現場で必要な設備とは?

食品加工場などの現場で欠かせないものと言えば、現場を支える設備や機械。加工するものや工場の大きさに合わせて、国内外の機械メーカーが多種多様な製品を取り扱っています。食品工場への設備導入の際、生産に必要な設備を揃えることはもちろん、衛生面、品質向上、省エネなど重要視すべき点が多くあります。

こちらの記事では、まずは食品加工の現場で必要な設備・機械についてご説明します。その後、実際にキラックスからお客様の工場へ設備導入させていただいた事例をご紹介。

  • 食品加工場の新設、増設を検討している
  • 現場の設備として何が必要なのか知りたい
  • 現在の設備や機械の買い替えを検討している

このようなお悩みを抱えている方、必見です!
この記事を読んでいただくことで、食品加工の現場に必要な設備・機械について詳しく知ることができます。
現在、ご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

1.食品加工場に設備・機械を導入したい!

「食品加工場に設備・機械を導入したい」という方に向けて、まずは食品工場・加工場ではどんな設備・機械が必要なのかをご説明します。
取り扱っている食品や作業方法、工場の規模によっても異なりますが、食品加工の現場で必要となる基本的な設備は同じです。適切な設備導入を行うために、早速チェックしていきましょう。

1-1.食品加工場の設備、どんなものが必要?

食品加工場では、空調・換気設備のような、多くの人が馴染み深いものから、衛生・低温・厨房設備のような現場ならではのものなど、様々な設備が使用されています。代表的な設備について、下記でご紹介します。

1-2.食品加工場、最近の傾向は?

近年の食品工場では、食品流通の効率化の進行に伴い、自動化・省人化が進んでいます。
人の手で行っていた作業を機械に切り替えることで、どのような環境下でも作業効率を落とすことなく、安全かつ正確な作業が実現可能。
また、2020年6月よりHACCPに沿った衛生管理が義務化されたことから、徹底した衛生・安全性を実現できる機械を導入する企業が増加しました。

※HACCPの制度化について:2020年6月〜 義務化の開始(1年間の猶予期間)、2021年6月~ 完全義務化

1-3.機械メーカーとのやり取りが大変!

しかし、効率化・安全性を実現するために様々な設備を導入するとなると、複数のメーカーとのやり取りが必要になってきます。機械は導入後もメンテナンスが必要なので、連絡先の把握は必須。現場で使用する器具や資材に関しても同様で、全ての仕入先の連絡先や担当者を把握しておくのは正直かなり大変です。

こんな時、おすすめするのが仕入先の集約です。メーカーとの窓口として、各設備・機械や資材などに関する連絡は全て一社で完結。仕入先を集約し、このように取りまとめをお任せすることで、業務効率も大幅アップが見込めます。

1-4.現場目線での設備・機械選びの重要性

設備・機械の導入となるとかなりの費用が発生しますので、慎重なご検討が必要になります。購入後の失敗を避けるためにも、実際に現場で使用するイメージを持つことが大切。
特に加工場の新設や増設を予定している場合は、お客様や現場のご意見ご要望に加え、設備(機械)を導入してできることなど総合的に検討した上で、新設・増設を進めていくべきです。

また、キラックスではメーカーの協力のもと、デモ機の貸出を行っています。より本格的な現場の目線で検討したいというお客様に寄り添います。※製品によりますので、まずはご相談ください。

2.どんな設備・機械があるの?一部ご紹介!

それでは、具体的な設備や機械にはどのようなものがあるのでしょうか。
食品加工場の新設に伴い、弊社が設備導入を行った製品の一例をご紹介します。

2-1.【衛生設備】エアシャワー((株)日立産機システム)

まずは工場内の衛生設備として欠かせない、「エアシャワー」をご紹介。
(株)日立産機システムのエアシャワーは、広範囲に高い除じん性能を発揮する「フラッタージェットノズル」を搭載しており、入退室時間を大幅に削減できます

今回は一人用のエアシャワーを導入させていただきましたが、多人数入室タイプや大型台車・フォークリフトに対応できる「物品搬入用大型機種」など、現場に合わせた多彩なオプションを取り扱っています。

2-2.【低温設備】プレハブ冷凍庫・プレハブ冷蔵庫(フクシマガリレイ(株))

2,3つ目は、工場内で大きな割合を占めるプレハブ冷凍庫とプレハブ冷蔵庫のご紹介。食品加工の現場において、材料や製品の正しい温度管理はとても大切です。

こちらはどちらもフクシマガリレイ(株)の製品で、

  • 3.0坪サイズの冷凍庫 × 2基
  • 1.5坪サイズの冷凍庫
  • 1.5坪サイズの冷蔵庫

計4つの製品を導入させていただきました。

フクシマガリレイ(株)のプレハブ庫はパネル組み立て式なので、サイズ・温度帯・設置条件など使用用途に合わせた対応が可能です。省エネでありながら、優れた鮮度管理を実現できる機能も搭載。
サイズ展開は最小0.5坪~最大6.0坪、その他 タテ型・ヨコ型の業務用冷凍冷蔵庫も取り扱っています。

弊社にお声がけいただければ、お客様の現場を実際に見学させていただき、多くの製品の中から最適なものをご提案させていただきます。

2-3.【衛生設備】シートシャッター((株)ユニフロー)

4つ目は、(株)ユニフローの高速シートシャッターをご紹介します。
高速シートシャッターは通常のシャッターと比較して開閉速度が早いことが特徴。高速開閉できることで、下記のような利点があります。

  • 冷暖房を使用した空気を外に逃がしにくいため、室内環境を一定に保てる
  • 開閉時の工場内への虫や異物の侵入を防ぐことができる

こちらの製品は、コンパクトで開口を広く取れる室内小開口専用モデル
オプションにより、高気密性能・水切り仕様・バックアップ電源の搭載も可能なので、用途に合わせて仕様の調整が可能です。

他にも大型タイプや屋外向け製品のお取り扱いもありますので、お客様の現場に最適なシャッターを選定することができます。

2-4.【その他設備】フォークリフト(住友ナコフォークリフト(株))

最後に、住友ナコフォークリフト(株)のフォークリフトをご紹介。
今回 ご採用いただいたものは、省スペース化を追及した製品スムーズな旋回と軽快な小回りで、業界最小の実用直角積付通路幅2,540㎜を実現しています。

同タイプの製品では、最大荷重0.9トン、1.0トン、1.25トン、1.35トン、1.5トン、1.8トンの6種類を取り揃えています。

3.まとめ

本記事では、食品加工の現場で必要な設備・機械のご説明と合わせて、実際にキラックスから加工場へ設備導入させていただいた事例をご紹介しました。

設備・機械を購入する際のポイントである「仕入先の集約」「現場目線での設備選び」についてですが、弊社キラックスでは全て叶えることができます。

仕入先の集約については、各種設備から資材まで、現場に必要なもの全てお取り扱いが可能!メーカーとの窓口業務も担当します。
また、数々の実績を積んできた現場のプロにより、多くの製品の中から現場目線での設備・機械をご提案。
お客様の課題を解決に導きます。

現場に関するお悩みや相談は、ぜひキラックスにお声がけください!
ご提案後は搬入、アフターサポートまで一貫して行っていますので、安心してお任せいただけます。

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